なぞなぞとは
なぞなぞとは、一見簡単そうでいて答えにたどり着くと「なるほど!」と膝を打つ(または「は?」と首を傾げる)言葉遊びの一種だ。幼稚園児から大人まで、暇つぶしに脳みそを軽く沸かせるのに最適なアイテムである。
人類最古の「脳トレ」
なぞなぞの歴史は意外と古く、古代エジプトのパピルスにも記録が残っている。当時の人々も「ナイル川を渡るのに船がない。どうする?」という問題に悩まされたらしい(答え:泳ぐ。それか「船を呼ぶ」でいいのでは?)。現代では「頭が固いですね」と言われないためのトレーニングとして活用されているが、実際は「頭が柔らかすぎて変な方向に転がる」人も多い。
子ども騙しの落とし穴
「赤くて丸くて甘いものな〜んだ?」と子どもに質問すれば、素直に「りんご!」と答えてくれる。しかし大人に同じ質問をすると、「トマト…? いや、サクランボ…?」と疑心暗鬼になり、「正解は『りんご』です。もっとシンプルに考えましょう」と諭される羽目になる。なぞなぞは純粋な心を失った大人にとって、ある種の復讐装置なのかもしれない。
恋愛にも使える…?
実はなぞなぞは、デートの場面で意外と役立つ。「僕のことが好き? 嫌い?」とストレートに聞く代わりに、「冷たいのに温めてくれるものな〜んだ?」(答え:アイロン=愛ろん)と質問すれば、相手は「この人、頭大丈夫?」と思うか、しばらく悩んでくれる。どちらにせよ会話が弾むという戦略だ。ただし「答えが分からなすぎて冷める」リスクも覚悟しておくこと。
職場の堕落防止剤
会議中に上司が「この資料、なぞなぞみたいにわかりにくいね」とボヤいたら、「では『ページ番号が飛んでいるが内容はつながっているものな〜んだ?』(答え:スライド資料)」と返してみよう。空気は凍るが、少なくとも「次からはちゃんと作れ」という暗黙のプレッシャーは伝わる。
脳の軽い筋トレ
なぞなぞは人生の深刻な問題には答えられないが、たまに「考える楽しさ」を思い出させてくれる。もし答えが分からなくても大丈夫。ネットで検索すればいいのだから。…それってズル? いや、現代の知恵だ。
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